この記事の概要
数年ぶりに「ふわっとしたメイキング」をしようと思います。
それは、此処から始まった~~
関連記事で古いメイキング記事が出てくるのが、とても気になっていました。
その前回のメイキングが五年前で、
- モルフォ人体デッサンシリーズ
- 光と色のチュートリアル
- 色塗りチュートリアル
など、私史上サイコーのお絵描き教本に出会う前でした。
上記の本を経て「前回よりマシになっているはずだ」と思っているので、新規メイキングをして比べてみることにしました。
とりあえず、なに描くかを決める
いつものように(五年前ですが?)、ざっくり考えます。
比較しやすいように「例の式神くん=雀くん」を描こうと思います。
なんか脳内妄想設定が五年で増えまくってて、以前の無能な主を見限って、現在は人外な主人の下で働いている設定になっており、住んでるとこも山奥とかになってるので、それ描くか~ってことになりました。
いつもの、天地人シートを埋める
例によって、簡易天地人シートを召喚、埋めます。
世界観 | なんかファンタジーな感じ |
---|---|
場所 | 滝のとこにある小屋というか家? |
気候 | 温暖だとは思う |
時代 | 現実世界じゃないしなあ… |
季節 | 春…? |
時刻 | 朝かな |
天気 | 晴れてる |
キャラクター | 例の式神の雀くん |
性別 | オス…?性別あるの?? |
年齢 | 300歳くらいはいってるのでは?まだ若い |
所属 | 人外のご主人様に仕えている |
所持アイテム | 伝達係の雀(鳥&不思議パワーの何か) |
いつもより更に雑ぅ~。まあ、だいたいで。
とりあえず、ざっくりラフを描く
使用お絵描きソフトはSAI2です。
ラフ用の鉛筆っぽいブラシの設定は気に入ってます。
筆ツールをカスタムした設定はこちら。
落書きとかはサブPCのWinでやることが多いので、それの延長でざっくり描き始めました。
なんか五年で色々設定も変わったというか、忘れたというか。顔つきとか衣装とか大分変りましたね。
とりあえず、前回よりは迷ってないと思う
前回は特に、『モルフォ人体デッサン』とも出会う前で、迷っているというか調子が特に悪いというか、まあ苦しんでた思い出があります。
それよりは、五年経って、各種お絵かき教本を経て、精神的にも大分マシになってると思います。
とりあえず、色を乗せてみる
使用お絵描きソフトは引き続き、SAI2。
なーんか、滝とか朝とかイメージしながら「こんな方向で」って感じで、ざっくり色を乗せてみました。
まあ、あとで私がどうにかするでしょ。うん。
とりあえず、線画を描く
とりあえず、SAI2でそのまま続行~クリスタへ移動へ
使用お絵描きソフトは引き続き、SAI2。
線画用の鉛筆ブラシで描き始めたのはいいのですが、問題発生。
「スペースキーでレイヤーパレット上を掴んで移動できないの辛い~~~」と自分が泣き言を言い始めたため、ファイルをメインPCのMacに移動させてクリスタで続きを描くことにしました。
ここが便利だよINクリスタ~スペースキーでだいたいのものの上を掴んで移動できる
文章での説明が難しいんですけど、スペースキーを押すと「手のひらツール」になりますが、それで移動できる範囲がキャンバス上だけでなく、レイヤーパレット上だったり、はたまた素材リストだったりを上下にスクロールして移動できるんです。
これ、すごく便利で、線画あたりからレイヤーがとっちらかり始める私には必須ツールになっています。ないと本当にしんどい。
メインPCのMacに移動しクリスタで続きを描く
これ以降、作業は全てクリスタです。
クリスタに移動して、自分の鉛筆線画ブラシ使って始めたんですけど、結局「ボールペンP」に返り咲きました。サイコーです。
正確さガン無視で「描きたいように描くぜ!OH!YEAH!!」ってテンションで進めて行きます。ありえないシワでも描きたいからいいのだ。
ひたすら線画を描く
背景は塗りでどうにかするはずなので、だいたいで。
鳥さんは一応「不思議パワーの何か」って設定なので、色々長かったりなかったりあったりします。
とりあえず、線画をだいたい描きました。
だいたいだらけなので、ちょいちょい修正します。
とりあえず塗りをする
とりあえず下塗りして、ざっくり色を置いてみます
ラフの陰影とカラーを利用しつつ、ざっくり下塗りしてみます。
もうこれでよくない?とか思いつつ塗って行きます。
じわじわ塗り進める
下塗りで、だいたい塗ってあるので、整えていくだけって感じです。
いろいろ調整したら、完成です
いろいろ整えたり、グラデーションいれたり、字を入れたりしたら完成です。
クリック(タップ)で少し大きめの画像を見られるはず。
さいごに、ふわっとしたまとめ
完成画像の比較です。前回より穏やかな色合いにできたと思います。
こっちは、『光と色のチュートリアル』から学んだ方法で白黒にして、バリューをくらべてみた画像。
意外と前回の方が、ちゃんと暗い色も使っていて引き締め効果?ありそう……まあ、今回は穏やかな印象のアレだったので、これくらいでいっか~。
ただ前回は、明暗の構成が細々しているので、今回のほうが流れがあるように構成できたかな~?って思います。
やるのは面倒だが、あとで役立つメイキング
そんな感じです。
メイキング記事って、工程ごとに画像書き出したり、記事に貼ったり、何やったか記述したり、情報のリンクを入れたり……超めんどくさいです。
ですが、あとで見返すと色々気づいたり思い出したりするので、あとから効いてくる自分用の有用記事なんだよなあって思います。
そしてリベンジは~なんとかなった~
前回は個人的に、
- 全体的に赤すぎる
- 彩度が高すぎる
- 体の描き方を悩んでる
という点から「はっきりいってスランプ、よくいって調子が悪い」と感じていました。
今回は『光と色のチュートリアル』や『色塗りチュートリアル』で学んだことをふまえて、彩度や明度のバランスを確認しつつ作成できたので、前回よりは程よい彩度になったと個人的に感じます。
つぎの課題もみえてきた
つぎの!課題は!
- ポイントを絞って構成する
- 暗い色もちゃんと使う(すぐ薄くしがちなので)
- ちゃんと面倒くさがらずに構造を考えて描く
こんな感じです。いや、なんかいつもなような気がしてきた。
とくに3は、線画が適当だったので塗るとき大変だったからです!!
でも~~そう描きたかったんだもん~~~とか思いつつ、塗りやすさとのバランスを取っていきたいなって思います。