この記事の概要
私が所持していて、実際に絵を描くときに役立っていると思う本のリストです。
しかも、持っている本の中でも、とくに使用頻度が高くて、常に机の上にあると言っても過言ではない本たちです。
サイドバーに入れていたのですが、モバイルだと長くて重くなるみたいなので記事化して分離してみました。
私が所持していて「絵を描くとき役立つと感じている」参考資料リスト
モルフォ人体デッサンシリーズ
2017年に購入し、めちゃくちゃ良すぎて大興奮してしまった、『モルフォロジー』で人体の描き方を紹介してくれる本です。(今はコデックス版という開きやすい形態で売られています)
320ページに、簡素でありながら完成度の高い鉛筆デッサン(クロッキーに近いかも)を1000以上収録。筋肉や骨のディティールから動作に関連する形状まで、視覚的に理解しやすいのが特徴だと思います。
「美術解剖学もクロッキーも一通りやったけど、人体の形状や量感についての理解が足りない気がする…」と悩んでいた私にさまざまなヒントを与えてくれた本です。
スカルプターのための美術解剖学: Anatomy For Sculptors日本語版
2016/11/25に日本語版が出ました。英語版の時点で評判がすごかった本です。ほんとうに買ってよかったとしみじみ思います。
本書は形状の理解に重点をおいてあります。「単純化した図形」「筋肉の図」「骨の図」など段階的に形状を理解することができます。
まさに造形をするひとが傍らに置いて制作するのに適した本です。
図や写真がうつくしいのもポイントです。
光と色のチュートリアル
『めっちゃ良いお絵描き教本買ったよ!速報』を書いちゃったくらい衝撃的だった、光や色に関して非常によくまとまっていて役に立っている本です。
絵に必要な光や色の知識が大概網羅されており、うんうん唸りながら読み込んでいったら、散らばっていた知識が整理されて頭がスッキリしました。
実際に絵の色を塗るときに悩む時間が劇的に減ったので、購入して本当に良かったなあと思います。
感想をぶちまけた記事はこちら
風景画の描き方
ハム先生の風景の描き方本。他の教本ではあまり見かけない(と私は思っている)視線誘導や構成の話がとても参考になります。
背景の描き方参考資料の感想はこちら
さいごに、ふわっとしたまとめ
実際に役に立っている参考資料の本たちをメモしてみました。
- 美術解剖学
- 色塗り
- 背景
など、個人的に「お絵描き」に必要だと感じている要素のほとんどをざっくり網羅できる感じの編成です。まあ、細かいところは他の本も色々参考にしているのですが。
とりあえず、私は個人的に「自分が記憶喪失になったら、とりあえず、これらの本を与えたい」と常々思っています。