この記事の概要
モルフォ人体デッサンミニシリーズ第6弾『手と足を描く』を買いました。
なので、いつも通りふわっとした感想を書いてみようと思います。
ちなみに例のごとく、便宜上以下のような勝手なニックネームをつけて呼んでいます。
モルフォ人体デッサン 形態学による人体を描くための新テクニック |
本体モルフォ |
---|---|
箱と円筒で描く | 箱モルフォ |
骨から描く | 骨モルフォ |
脂肪としわを描く | 脂肪モルフォ |
関節と筋肉の働き | 関節モルフォ |
手と足を描く | 手足モルフォ |
『手と足を描く』のふわっとした感想
より参考にしやすい『既刊巻からのデッサン掲載』
『モルフォ人体デッサンミニシリーズ』は、その製本方法から開いて置きやすく資料にしやすいのです。
ですが、既刊が多いので、該当ページを探すのが少し大変でした。
その点、『手足モルフォ』は手と足に特化しており、資料にしやすいレイアウトでまとめてあるので、手と足の資料を探すときに便利です。
本書ではより参考にしやすいように、既刊巻からのデッサンを数点掲載するとともに、新たなシェーマやディティール、姿勢、視点、そして手足における静脈の表れ方を紹介しています。
引用元 p.5 序文『手と足を描く』
本書の目的は人体デッサンを助けることであり、既刊巻で説明した各部のバランスやフォルムの概要も改めて登場します。
引用元 p.6 はじめに『手と足を描く』
とあるとおり、既刊にあったデッサンもあるので「これ見たことあるな~」っていうデッサンが何点かありました。
もちろん増えてる、参考にしやすい感じの手足のデッサン
- 「任意のものを持つ」手
- 「箸、スプーンなどを持つ」手
- 足の裏
- 「つま先立ち」の足
など、参考にしやすそうな手足のデッサンが増えていました。
静脈地図のシェーマ(説明図)化
小型サイズの本書では、イメージデッサンに際して記憶しておきたい「静脈地図」をシェーマ化して紹介します。
引用元 p.5 序文『手と足を描く』
本来は数えきれないバリエーションがある『静脈地図』の中から、イメージデッサンのときに記憶していると役立ちそうな『一例』を提案してくれます。
血管の浮き出たキャラを描くときの参考に便利そうだな~と個人的に感じています。
個人的なメインディッシュは足
手に関しては、個人的に最強伝説『スーパーデッサン 人物3』があるので、
私としては、足がメインディッシュでした。
特に、足の裏がさまざまなアングルから載っているのがうれしかったです。
個人的に「手の資料は結構あるけど、足の資料って少な目な気がする…」と感じていたので、足の資料がまとまってあるのは大変助かりました。