この記事の概要
『モルフォ人体デッサン』を使い始めてから五年ほど経ったので、模写練習などをした体験の成果を記録しようと思います。
『モルフォ人体デッサン』とは?
2017年に購入して、その参考になりっぷりに大興奮して記事に感想をぶちまけた、形態学で人体の描き方を教えてくれる本です。
現在は「コデックス版」という開きやすい形式で、内容が同じ新版が出ています。はじめて購入する人はこちらがおすすめです。
『モルフォ人体デッサン』を使ってみた体験記録
はじめる前~はじめたて(2017年くらい)
左上の手の辺りや右上の肩甲骨から「模写したくねえ」という波動を感じますが、とりあえず「やってみよう」「やらなくちゃ」みたいな気持ちも感じます。
始めてから一~二年くらい
多少模写にも慣れて来た感じがあります。
最初は「いっぱいやらなくちゃ!」と意気込んでいて面倒になりがちだったんですが、「とりあえず、気が向いたときだけ気になったものをやる」って感じにしたら気持ちがラクになり、力を抜いて模写できるようになりました。
とくに、アニメや海外ドラマなどの動画を流し見しながら「なんとなく模写」してたのが個人的に一番効率が良かったです。
ちなみに、肩の関節に興味を惹かれていたため、それ関連が多いです。
- 肩甲骨
- 鎖骨
- 上腕骨
と「周辺の筋肉の関係性」が面白いな~ってなってた時期だったと思います。
モルフォ人体デッサンを踏まえた上で、一歩先へ
モルフォ人体デッサンを使って得たことを踏まえた上で、
- ポーズ集に再度取り組んでみる
- 自由に描いてみる
というような自己流の使い方を始めた時期です。
再度ポーズ集に挑戦してみたり、自由に描いてみたりしてみると、新たな発見もあって興味深いです。ただ「うえ~やっぱり難しい~描けね~~」ってなったりもしますけど。
あと、尻というか骨盤の辺りの構造が好きなのが伝わってきます。いや、尻も好きです、すみません。
使い始めて五年、「なんとなくの落書き」もこのくらいは描けるように
資料なしでも、「それなりにそれっぽいもの」を錬成できるようになった気がします。
その代わり、落書きでなんとなく裸体を描いてしまい、なかなか表に出しにくい絵になるという弊害が起こるようにもなりました。楽しいですけどね。
ちなみに、ここまでの五年、モルフォ人体デッサンのミニシリーズも非常に役に立ちました。
とくに、
- 骨から描く
- 関節と筋肉の働き
は、本体の『モルフォ人体デッサン』と共に常に机の上にあります。そのくらい、お気に入り&お役立ちです。
さいごに、ふわっとしたまとめ
『モルフォ人体デッサン』を使い始めてから五年ほど「なんとなく模写」してきた記録です。
以前、大興奮で感想をぶちまけた記事に追加してみたのですが、あんまりにも長くなってしまったので分離しました。
はじめたてよりはマシになったと信じたい。ただ、描きやすさは段違いに上がったので「ざっくりでも模写練習してきた成果はあったなあ」と思います。
これからも無理せず、気楽に続けていきたいと思います。