この記事の概要
低スペックなサブPCでも、動画を見ながら落書きできちゃうくらい軽い、お絵描きソフト「SAI2」の導入方法の覚え書きです。
毎回アプデの度にメモしたノート漁ることになるので、自分用にブログにもメモしておこうと思います。
※以下の導入は自己責任です。ある程度パソコンの知識がある人向け。完全な安全性を保障するものではありません。予め、ご了承ください。
この記事はSAI2のこんなことを書いています
SAIを以前購入していて、ある程度触っていた私が後で見返せるように、
- SAI2の導入方法
- SAI2のアップデート方法
- 個人的に設定しておきたい項目
などを自分用にメモしている記事です。
とりあえず、ざっくり
SAI2とは?
超人気お絵描きソフト「ペイントツールSAI」の後継で、現在も開発途中の「ペイントツールSAI Ver.2」のこと。
中途版なので、ある程度以上のパソコン知識があり「自分で責任を持てる方向け」です。
私のサブPCは以下なんですが、
OS | Windows 10 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i3 |
メモリ | 8GB |
このスペックでも、動画を見ながらでもサクサク落書きできちゃいます。
びっくりするほど軽くて、すぐ起動してくれます。
ちなみに、落書きのサイズはB5 350dpiで、ファイルの保存形式はsai2かpsdです。(psd形式だとsai2形式に比べると、保存するとき少し重くなる感じ。)
サブPCだとクリスタが若干重いので、ながら落書きするときは、もっぱらSAI2です。
困ったら、ここを見るメモ(公式サイト)
SYSTEMAX Software Development | https://www.systemax.jp/ja/ |
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ペイントツールSAI | https://www.systemax.jp/ja/sai/ |
ペイントツールSAI開発室 | https://www.systemax.jp/ja/sai/devdept.html |
よくある質問と回答 | https://systemax.jp/ja/sai/faq.html |
お問い合わせ | https://www.systemax.jp/ja/contact.html |
探せば全部、書いてある。わしがめよ、ここを読め。
導入手順、ざっくりメモ
- ZIPダウンロード(一応、Microsoft Defenderでスキャン)
- ZIP展開
- sai2.exe を実行(セキュリティ警告がある→詳細確認→自己責任で起動)
- 旧saiがある場合「設定引き継ぎ」※たぶん
- システムID確認(その他>システムID)
- 証明書発行(SAIのものとは違うので、SAI2用に発行)
- 証明書を「(マイ)ドキュメント > SYSTEMAX Software Development > SAIv2」に突っ込む
たぶん今はこんな感じ。たぶん。
SAI2の証明書を入れる場所メモ
Windows 10で2020-01-07版以降のSAI2の場合は上記画像の場所です。
更新手順、ざっくりメモ
- ZIPダウンロード(一応、Microsoft Defenderでスキャン)
- ZIP展開
- sai2.exe を実行(セキュリティ警告がある→詳細確認→自己責任で起動)
あとは適宜、画像やPSD形式を開く規定のアプリを変更してます。
ちなみに規定のアプリを変更するときは、古い方の~~版は一旦フォルダごとゴミ箱に退避させています(そうしないと新しい方の~~版が「プログラムから開く」のリストに出てこないみたいなので)。新しい方が大丈夫そうなら、そのまま削除してます。
気になるところを調整するぜ
ショートカットにアイコンを設定するぜ
SAI2は中途版なのでアイコンがありません。
有志の方がアイコンを配布してくださっているので、それを使わせていただいています。本当にありがとうございます。(SAI用に配布されていたpng画像をicoファイルに変換して使用しています)
- sai2.exeのショートカット作成
- プロパティ>ショートカット>アイコンの変更
- 設定したいアイコンを選ぶ
sai2形式だとwindowsのエクスプローラーでサムネイル表示されない
現在、仕様っぽいです。
「サムネイル表示してくれるようになるといいなあ」って思っています。
仕方がないので、windowsのエクスプローラーでサムネ表示したい絵は、psd形式で保存しています。(SageThumbsを入れているので)
ただ、SAI2から「ファイルを開く」したときにはプレビューされるので(「ファイル>常にファイルビューアを使用」にチェック入れていれば)、開きたいファイルを選ぶときには困りません。
ペンタブレットの設定は「Win Tab APIを使用する」に変更しました
最初、「Ver.1と同じ方式でWin Tab APIを使用する」してたんですが、挙動が怪しくなるときがあったので、「Win Tab APIを使用する」に変更したら問題なくなりました。
ペンタブまわりで不具合を感じたら「その他>設定>ペンタブレット>ペンタブレット制御API」の辺りを見てみると、幸せになれるかもしれないです。
ちなみに私が使っているペンタブは、筆や写楽 KUMADORIです。
「ブラシサイズの下の左端のアイコン」を押すと「ツール動作詳細」が出てきます
「ツール動作詳細」では、
- シャープ
- 濃度増幅
- 筆圧による濃度調節の補助を無効化
- 平坦ブラシの波紋模様を低減
や、
- ブラシサイズ
- ブラシ濃度
- 混色
の筆圧の「硬⇔軟」を調節できます。
最初、ブラシ設定いじってるとき「あれ?なんか設定項目少なくない?」ってなったんですが、下の方にありました。
他にもアイコンにホバーすると説明出てくるので、触ってみると幸せになれるかもしれません。
ブラシ形状やブラシテクスチャを入れる場所メモ
2020-01-07版以降の場合、上記画像の場所です。
SAI2でブラシ形状などを追加するのは簡単になりました。ファイルをフォルダに入れるだけで認識してくれます。
そういえば「ウェブ用に保存」みたいなことはできないぜ
SAIと同じで、一気に「ファイル形式とサイズを指定して書き出し」、みたいなことはできません。
なので、解像度変更とかで好きなサイズにした後、「指定したファイル形式で出力」をしています。(※詳細は後述)
そういえば、フォトショやクリスタと比べちゃうと(比べるな)、リサイズや切り抜きなどの加工まわりは弱いですね。仕様だと思います。
個人的には気軽に落書きできればいいので。私の場合、あんまり画像出力もしないし。
画像にするときは
とりあえず、私の場合は、
- レイヤー>画像を統合
- キャンバス>キャンバス解像度を変更
- ファイル>指定したファイル形式で出力>PNG
- 元のファイルは「保存しない」で終了※
と手順を踏んでやっています。
※指定したファイル形式で画像を保存したあと、元のファイルを上書き保存してしまうと悲しいことになるので注意が必要です。保険をかけるなら、元のファイルを複製したもので画像ファイルを書き出しするのがいいかもしれません。
切り抜くときは
- 選択範囲を作成
- キャンバス>キャンバスを選択領域の大きさで切り抜く
「ってあれ!?こんなのありましたっけ??」って、さっきびっくりしたんですけど、これ便利じゃないですか!?
SAIくんは切り抜きできないと思ってました…申し訳ありません。
さいごに、ふわっとした感想
とりあえず、ざっくりアプデの度にやっていることとかメモってみました。
やっぱりSAI2だと気軽に描けるので、落書きが捗るなあって思います。