この記事の概要
スランプやらで調子が悪いとき、焦るあまり無駄絵を量産して、手が痛くなることが多々あります。
そんなとき自分に思い出して欲しい、個人的な『お絵描きのコツ』のメモです。
自分用なので自分を叱咤激励風味。合わせて読みたい本のページもメモしてます。
自分よ、思い出せ!『お絵描きのコツ』いろいろ
自分よ、イメージを持って表現しろ!
一番大事なところは、ここだと思います。
- イメージが足りない
- 資料が足りない
- 妄想が足りない
とか、あとは「狂気が足りない」とか。
なーんのイメージも持たずにペンを持つと、私の場合大概酷いものが生成されます。
わしがめさんには「イメージを持ってから、紙やキャンバスに向かって欲しい」と思います。
あとは、
- 本棚を見る
- 好きなことを思い出す
- 描き溜めた紙束を見る
とかして
- 「自分の好きなもの」
- 「テンション上がって表現したくなるもの」
を思い出して欲しいです。
それと、「表現って面白いな〜」っていう原初の記憶を取り戻すと楽しくなれるので、そこは頑張って欲しい。
自分よ、視点の高さや位置を意識しろ!
調子の悪いときって、私の場合かなりの確率で、
- 視点が対象に近すぎて形が変
- 視円錐の範囲を広く取り過ぎている
など、正確に描いても違和感があるのに、正確にも描けなくて歪みまくっています。
よって、わしがめさんには、
- 視点の意識を持つ(高さ・位置)
- 遠くから撮影する意識を持つ(ズームする)
- 視円錐の範囲を広くしすぎない
を推奨します。
「見ている目の高さや位置を意識する」については、以下の本のp.20~を参照のこと。
この本は鉛筆デッサンの本で、「対象を見ることの基礎」を思い出すのに役立っています。
視円錐の話は、以下の本のp.84~を参照のこと。
この本は、マール社さんから出ているパースの話が詳しく載っている本です。
特に、「視心の話」が目から鱗で参考になりました。
自分よ、遠中近で構成しろ!
- 遠いところ
- 中間なところ
- 近いところ
を画面内に作ると空間が感じやすくなって、それなりに見映えがします。
わしがめさんは、ちゃんと利用してください。お得ですよ。
『近景・中景・遠景・点景』については、以下の本のp.63およびp.65を参照のこと。
上記の本は、デフォルメの話や構図の話が載っていて参考になっている本です。
自分よ、コントラスト(対比)を考えろ!
- モチーフのサイズ
- 明暗
- 色相
- 彩度
など、対比を作ると良いみたいです。良く見えると思います。
とりあえず私は、対比を意識してみることから始めてください。
そして後からなおそう、そうしよう。
色のコントラストの話は以下の本を参照のこと。
上記の本は、下記のような速報記事を書いたくらい感動した、お絵描きの色に関して非常におすすめな本です。
とりあえず、色に迷ったら私はこれを読んでください。
自分よ、資料を見ろ!お前は独りじゃないぞ!(本棚の本)
資料は見た方がいいです。(太古の昔からの真理)
あほみたいに詰め込まれた本棚の本は、わしがめさんの味方です。
ぜひ活用してください。
いいから、肥やしにしたままにするんじゃない。なだれるぞ。
さいごに、ふわっとした何か
スランプごとに毎回「思い出せ」ってなること
無駄絵を描きすぎて「手が痛くなる前」に、私に「思い出して欲しいこと」をメモってみました。
たぶん、わかりきったことなんですけど、それすら見えなくなって焦りまくるのがスランプというものだと個人的には思うので、書いときます。
とりあえず、
- イメージを持って表現する
- 視点の高さや位置を意識する
- 遠中近で構成する
- コントラスト(対比)をつくる
- 資料をみる
って感じですね。
「言うは易し」ですが、意識するのとしないのとでは雲泥の差があるはずなので、とりあえず意識だけはしてみることにします。
ていうか総合すると『ハム先生の風景画の描き方』では?
この記事をダラダラ書いてきて、本棚の本をざっくり見直した結果、
どんな絵であっても、何かを語りかけているはずです。
引用元:『風景画の描き方』p.9
- "3"の原則
- フォロースルー
とか、「スランプの私」に必要な根本のことが、ハム先生の『風景画の描き方』に載っていることがわかりました。
なので、スランプ気味だなあって気づいたら、まずはハム先生の本をパラ見して、基本原則に立ち返ろうと思いました。