はじめに
芯ホルダーなるものを買いました。
- 「いい加減、鉛筆を削るのがめんどくさいなー」
- 「鉛筆を新しくダースで買うより、最終的に安いのでは?」
とか思い購入してみたら、とてもよかったので、その「ふわっとした感想」をぶちまけたいと思います。
とりあえず私の情報
- 筆圧が弱い
- 握力も弱い
- 軸は細身が好み
- 重心はペン先よりが好み
- 重さはある程度あったほうが好み
ちなみに、はじめての「芯ホルダー」です。
ペンの「筆圧・重心・軸の太さ」に関する参考URLはこちら
こちらのページの『書くスタイルに合ったシャープペンシル・シャープ芯選び』では、筆圧の強い方・弱い方用の選ぶヒントが解説されています。
シャープペン以外の「筆記用具選び」に関しても参考になると、私は思います。
とても参考になりました。
そもそも、芯ホルダーとは?
芯ホルダー(しんホルダー)とは、鉛筆芯と同様の芯をくわえ込んで使用する筆記具。筒状の軸の先端に芯をくわえるためのチャック(爪)と呼ばれる機構がついている。
(引用元:芯ホルダー - Wikipedia)
主に、ドロップ式とノック式があるようです。
ドロップ式 | ノックボタンを押すと、チャックが解放される構造をしていて、 自分の手で押さえて長さを調節するタイプ。 |
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ノック式 | シャープペンみたいに、ノックボタンを押すごとに、決まった長さを出せるタイプ。 |
私の場合、芯は長めに出して(1.5cmくらい)、そのまましばらく描くタイプなので、ドロップ式のほうが好みです。
一発で自分好みの長さにできるので。
個人的、芯ホルダーの良いところ
- 削るのがラク(芯を削るだけ)
- 鉛筆と違い、軸が短くならない
個人的には、手軽に「鉛筆みたいな描きごこち」を使えるのがいちばん嬉しいです。
とくに、軸を寝かせて面を塗れるのがいいです。
シャープペンだと広い範囲を塗ろうとすると大変ですが、芯ホルダーならラクにできるのがいいなあと思いました。
まずは、芯ホルダーから
ステッドラー 芯ホルダー マルス テクニコ 780 C
ステッドラーの2mm芯ホルダーです。
ドロップ式。
個人的に感動したのは持ち手の形です。
上記の画像のように、持つところの形がちがうところがあります。
それが、個人的にとても描きやすいです。
また、ある程度の重さがあり、先のほうに重心があるのが「いいなあ」と思いました。
というのも、私は筆圧が弱めなので、「ペン自体の重さ」である程度筆圧をかけられるとラクなんです。
私が「ペン自体の重さで紙に叩きつける」みたいな描き方をしているのも、「重心が先のほうにある、ある程度重さのあるペン」がラクに感じる要因なのかもしれません。
ということで、780Cが「私の主力芯ホルダー」になりました。
私の場合、780Cのほうが、長時間描いていても「指が痛くなりにくかった」ので。
ちなみに、デフォルトで一本入っている芯はHBでした。
ステッドラー 芯ホルダー マルス テクニコ 788C
こちらもステッドラーの2mm芯用、芯ホルダー。
ドロップ式です。
780Cと違うのは、グリップが「プラスチック」で、軸が「硬質樹脂」なところです。
なので、とっても軽い!
780Cと比べると、すっごく軽いです。
思わず「うおおお、軽い!」って思ったくらい。
あと、780Cとくらべると、重心が少し上のほうにあるようです。
軽くて重心が少し上にある分、「筆圧の弱い私」では「筆圧がかけにくい」=「薄く描きやすい」ので、788Cは青芯を入れて「アタリ用」にすることにしました。
こちらも、デフォルトで一本入っている芯はHBでした。
次は、芯削り
ステッドラー 鉛筆削り マルス 502
卵型と迷いましたが、樽型にしてみました。
驚いたのと面白かったのが、削り方です。
削りたい削り具合の「芯の長さを調節する穴」で、芯の長さを調節してから、「削る穴」に突き刺して、削るのですが、
「蓋ごと回すのか!!!!!!」とびっくりしました。
回してる間、「シャリシャリ」と芯の削れる、気持ちのいい音が聞こえます。
個人的にとても面白く感じました。
尖る方で長さを調節すれば、細かいところを描くのにちょうどいいかんじに尖ります。
最後に、替え芯
芯の硬度についてはステッドラー2mm芯「B-2B-4B」を使ってみた感想という記事もあります。これも読むと、わかりやすいかもしれません。
ステッドラー ホルダー芯 マルスカーボン 200-B 2.0mm 12本
いつもステッドラーのBの鉛筆を使っていたので、即決でこれです。
いつもどおり、私にはとても使いやすいです。
パッケージの開け方が特殊だと思うので、はじめて開けるときは、以下のステッドラー公式サイトのよくある質問「マルスカーボンのケースの開け方を教えてください」を読むことを強くおすすめします。
よくあるご質問 | STAEDTLER Japan website!
というのも、なんとなく開けたら芯を落としそうになりました。
ステッドラー ホルダー芯2mmマルス4本入・ブルー 204 E4-3
アタリを描く用に購入した青い芯です。
個人的には、「薄く描いて、練り消しでそこそこ消した残り具合」が、私の「アタリ」にちょうどいい感じです。
最後に、ふわっとした「まとめっぽい」感想
やっぱり相性ってあるんだろうなあ
もともと、ステッドラーの「鉛筆(B)」と「製図用シャープペン」を使っていたので、ステッドラーにしようと思っていました。
試しに、他メーカーの芯ホルダーも購入したのですが、「重心」や「握りやすさ」や「疲れにくさ」という点で、私には「ステッドラーの芯ホルダー」のほうが合っていました。
何はともあれ、これで鉛筆を削らなくていいぞ!
私は、それが、とてもうれしいです。
まあ、画材で画力は変わりませんが(激しい自戒)、素敵な画材を手に入れると「絵を描くのが楽しくなってモチベーションアップにはいいよなあ」と個人的に思いました。