この記事の概要
『ポーズが描ければ 動きも描ける たてなか流クイックスケッチ』を買いました
以前、購入した『スーパースポーツデッサン』の著者・立中さんの『クイックスケッチの本』です。
いつも通り、ふわっとした感想をぶちまけようと思います。
私の主な購入動機
おすすめ商品に表示され、サンプルを見た瞬間購入を決めました。
なぜなら、
- 描き始めまでのハードルを下げてくれそう
- 絵を描くことの楽しさを思い出させてくれそう
といった「絵を描くときの気持ちをラクにしてくれそう」な印象を感じたからです。
購入後、ぱらぱらと眺めてみて「買ってよかった!!」とガッツポーズ。
この本のお陰で「もしかしたら描けるんじゃないか」とか思えるようになり、「ちょっとやってみよう」と描き始めるまでのハードルが下がりました。
クイックスケッチとは?
本書では、クイックスケッチの定義を
- 動いている人のある瞬間を短時間で描くこと
- 描きたいものをラクに描くための手段
として、
- ラクに描くためにシンプルにすること
- 思い込みを捨てること
- 正解を探さないこと
の大切さや「そうしてもいいんだよ」と教えてくれます。
他にもいろいろ大切なことを示してくれるんですけど書ききれないです
ゆっくり自分なりに噛みしめて消化して行きたいと思います。
迷ったときに開いたらメンタルケアしてくれそうな本だなって思います。
『ポーズが描ければ 動きも描ける たてなか流クイックスケッチ』のふわっとした感想
最初の”心構え”の段階から共感しすぎて頷きすぎて首が疲れる
「そう!それ、そうなんですよ!!」
と『乾いた大地に水が沁みこんでいくような満足感』を噛みしめること数回。
「買ってよかった…」と強く感じました。
とくに、
- 『ちゃんとしたスケッチを描くこと』が目的になってしまう
- 正確に描こうとして全体のバランスが崩れたり絵が固くなってしまう
- 「描きたい気持ち」が伝わってこないスケッチになる
などには、思い当たるフシが多々ありました。
そういったことで描き始めるまでに尻込みしがちな私に、
- 描きたい気持ち
- 好きなことを描けるようになりたいという気持ち
- 「もっと〇〇したい!!」という気持ち
を思い出させてくれて、前進するためのパワーをもらった気がします。
これはもしかしたら「読むお絵描きメンタルケア」なのかもしれない
とか思うこと何回か。
- シンプルに考えること
- 楽しむこと
の大切さを再認識させてくれました。
全体的にシンプルでわかりやすく簡潔
- 理論、考え方
- 解説文、本文
- 誌面の構成
が、全体的にシンプルでわかりやすく簡潔で非常に好印象。
スケッチと本文、たまに現れる手書きであろう文章とのバランスが最高です。
みやすくて、わかりやすいです。
動きに関するティップスもわかりやすかったです
- 流れ(フロー)
- アクションライン
- カーブのリズム
といったティップスは動きを描く上でとても参考になりました。
とくに、カーブはこれまで自分が意識的に使えてなかった種類のカーブを覚えられたと思います。
クイックスケッチのプロセス動画もダウンロードできます
ボーンデジタルさんの『たてなか流クイックスケッチ』のページから、クイックスケッチのプロセス動画の入ったzip圧縮ファイルをダウンロードできます。
zip圧縮ファイルを解凍するときに、本書に書いてあるパスワードが必要になる形式になっています。
本文中のスケッチに【MOVIE】というアイコンがあるものには動画があります。
【MOVIE】アイコンの下にファイル名が表記されているので、本を見て「このスケッチの動画を見たい」と探して見るとき便利です。
動画は大きく分けて、
- クイックスケッチのプロセス動画
- アニメーションになっているもの
がありました。
プロセス動画は描く順番がわかりやすくて参考になりました
動画では、静止画を見ているだけではわからない、
- どこから描いているのか
- 描くときのリズム
- 重要視しているところから描くんだろうな~
といったことが見れて非常に参考になりました。
まだ軽くしか見ていないので、もっとじっくり見たいと思います。
さいごに、ふわっとしたまとめ
今回もいうけどあまりにかわいい
個人的に、立中さんの描く点目な動物がかわいくてしょうがないのですが(今回もウサギがかわいかった)、今回のMVPは小麦袋です。
自分のスケッチで小麦袋が異様に気合入ってて笑ってしまいます。
私ってこういうの好きなんだなって気づきました。
ふわっとした過程報告
一日目?
何かを悩んでいます……。
数日目
塗りつぶしは本の内容メモってあるとこです。
それっぽくなってきたかもしれない?
続けるうちに段々「うまく描こう」というより、「印象を表現するのって楽しい」「動きって楽しい」って気持ちになって来た気がします。
これからも楽しみながら続けたいなって思います。