この記事の概要
ちょ~~~~~~~絵がかわいいAnmiさんのイラストテクニック本を買いました。
めちゃくちゃ工程がこまかく載っていて、読むのに時間がかかったのですが、とても満足したので、いつも通りふわっとした感想を書きたいと思います。
『Let's Make ★ Character CGイラストテクニックvol.9』のふわっとした感想
まずは大前提「これは初心者向けの本ではないな!!」
こまかく工程が載っていて、大満足な本でした。
がっつりメイキング見たい欲が満たされました。
しかし!これは!!
- ある程度ソフトを使ってイラストを描いたことがある人
- ツールのカスタムとかもわかってる人
向けの本だな~と思いました。
こまかく載っている手順
私がこれまで購入してきたテクニック本の中でいちばんといっていいくらい手順がこまかく載っていました。
「すごいな…これ絶対キャプチャすんのとか大変だっただろうな…」って感じです。
だがしかしそれゆえに!情報量が多いので読み込む私も大変でした。
何度か説明を理解するために前のページにさかのぼったり、レイヤーのキャプチャが載っているところを探したり。
読むの大変だったけど、得られたものは多かったです。
カラーラフをつくってから詳細ラフ~線画への工程
最初にカラーラフをつくって詳細ラフ~線画へ移る工程は、全体の雰囲気がつかみやすくていいな~と思いました。
大変参考になりました。
使うソフトは「SAI」と「クリスタ」
- 表紙の青い子→クリスタ
- 裏表紙の赤い子→SAI
で解説されています。
個人的に使いやすかった「クリスタの濃い鉛筆カスタム」
P.121「よく使うツールの設定」に載っていたクリスタの「濃い鉛筆」をカスタムしたツールが個人的にとても使いやすくて結構な頻度で使うようになりました。
テクスチャの感じがちょうどよくて好きです。
ちなみに使用色は載ってるけど数値は載ってない
と思ったほうがいい感じです。
キャプチャから数値が読み取れるところもありましたが、基本的には色が載っているだけで数値はない感じです。
でも、私はとくに問題を感じませんでした。
なにより絵がかわいい
これは「いわずもがな」なんですけど、それでもいいたい。
絵が!とても!かわいい!!
Anmiさんの可愛くてみずみずしい絵が出来上がっていく工程を丁寧にじっくり眺められるので、とても大変満足でした。
あと、巻末付録の線画とイラストがまた可愛い…!
そして『はじめに』『あとがき』から感じる著者のやさしさ
『はじめに』や『あとがき』から、
- 著者さんの絵を描いてきた中で味わっただろう「苦しみ」
- 同じく苦しんでいる人への「やさしさ」
を感じました。
楽しいことだけでなく、苦しむことも多いお絵描き。
「最近ちょっと描くのつらいな…」となっていた私を「もう少し描いてみよう」という気持ちにしてもらえました。
著者のAnmiさん、本当にありがとうございました。
ふわっとしたまとめ
とりあえず、本の内容を参考にして描いたイラストはこんなかんじ。
- P.087 「レイヤーの並び順について」
- P.104 「滴の描き方について」
とかを参考にしました。
だがしかし!参考にしたとはいったが、再現できるとはいっていない。
また例のごとく、リベンジするんじゃないかと思います。