この記事の概要
『スーパースポーツデッサン』の増補改訂版を買いました。
それが、ちらほら聞いていた評判に違わぬ良書だったので、ここにまたふわっと感想を書きたいと思います。
『スーパースポーツデッサン 増補改訂版』とは?
『スーパースポーツデッサン 基本篇』として2008/2に発売されたスポーツデッサンの基礎を学べる本、の増補改訂版です。
とくに、私にとって「アニメ関連の絵がうまい人がおすすめ書籍に挙げることが多い印象」だった『スーパースポーツデッサン 基本篇』。長らく入手が困難だった…と思います。
私も「欲しいなー」と思っていたのですが、中古しかなくて諦めていました。
それが、今回新たに今注目の高いスポーツ「フィギュアスケート」の描き方を加えて増補改訂版が発売されると知り、速攻で注文させていただきました。
(記事のんびり書いてたら二か月経っていましたが…。)
これ、本当にグラフィック社さんに「厚く御礼申し上げます!!!!!!」と心の中で叫びながら注文しました。とてもありがたいです。本当にありがとうございました。
『スーパースポーツデッサン 増補改訂版』のふわっとした感想
届いた直後の感想「なにこれめっちゃ分厚い」
二千円くらいのお絵描き技法書なので、「まあ、1cmないくらいの厚さの本なんだろ~な~~」みたいな勝手な印象を個人的に持っていたのですが、届いた本書は表紙分も含めると1.8cmほどありました。
分厚い!!
カバーをつけたまんまなら2cmくらいの厚みはありそうです。
ページ数は200ページ。
サッカーシーンの解説では、骨格デッサンや筋肉デッサンからのキャラデッサンと三段階を踏んで解説されており、その丁寧さに驚きました。
それはページ数増えますよね。
そのままでは開いておきづらいので、以下のブックスタンドがとても役立っています。
動作の基礎・基本を知れて幅広く応用できる本
P.8の「はじめに」に、
ありとあらゆるスポーツをただ資料的に掲載しても動作の基本習得にはならないと判断しました。
とある通り、「基本となる動作表現」がほかのスポーツに応用できることから、
- 落下
- 回転
- しなりと伸び
といった基本となる動作の描き方を
- 野球
- サッカー
などのスポーツの動作を通して、徹底して解説された本になっています。
最後にふわっとした、まとめ
幅広く応用できる普遍的な内容でとても満足
しました。
内容や絵がいいものだと個人的に実感できたので、あとは、自分で観察して描いてみるしかないやつだなって思っています。
ところどころに入るお茶目なカットで感じる著者の遊びごころ
個人的には、P.57の「伸ばされるブタさん」が伸ばされるときに「ぶひ」から「ぶひー」になっているところと、
その下に「はむ」とひらがなで書いてあるのが、とてもかわいくて好きです。