この記事について
クリスタでのお絵描き用に安い有線テンキーを左手デバイスにしています。その方法のメモです。ちなみに、Windows用です。
以前書いた『クリスタでのAutoHotkeyのふわっとした個人的使い方メモ』を抜粋して、あとで自分が見返しやすいように加筆しています。
注意点
- お絵描き用に適当に使っているだけなので、私はプログラミングや『AutoHotkey』に詳しい訳ではありません。
- 私個人のための個人メモです。
『AutoHotkey』の使い方メモ
AutoHotkeyについてざっくり
- テキストエディタでファイルに動作設定を記述することで、キー割り当ての変更などができる。
- 簡易プログラム言語らしい。
- 全部英語。
- プログラムに詳しい人ならもっといろいろできるみたい。
AutoHotkeyのダウンロード
AutoHotkey_L(AutoHotkey 1.1.)のとりあえず一番新しい「setup.exe」をダウンロードしました。
AutoHotkeyの「インストール」と「事前準備」ざっくり
- setup.exeでインストール
- 任意の場所に、任意の名前の「ahkファイル」をつくる(タスクバーのHアイコンを右クリックしてEdit This Scriptから作成してもOK)
- 「ahkファイル」にスクリプトを記述する
- 「ahkファイル」を保存する
- 保存した「ahkファイル」をダブルクリック(タスクバーのHアイコンを右クリックしてReload This ScriptをクリックしてもOK)
- 出てきた確認ダイアログで「OK」をクリック
エラーが出なければ、これでおしまいです。
追加で編集したら、ファイルをダブルクリックして「上書きしますか?」的なダイアログに「OK」と答えると、上書きできます。
あとはスタートアップに「作成したahkファイルのショートカット」を入れておくと、再起動しても動いてくれます。
『AutoHotkey』の記述の仕方ざっくりメモ
修飾シンボル
^ | Ctrl |
---|---|
+ | Shift |
! | Alt |
その他ざっくり
- a::b aキーをbキーに置き換え(リマップ)
- ; コメントアウト
- ホットキーは割り当て動作が1コマンドだけなら1文でOK
- 複数コマンドがあるなら最後にreturn
AutoHotkeyの参考になったURLメモ
AutoHotkey Wiki
AutoHotkeyの日本語のWikiです。とりあえず困ったらここ。
とりあえずリファレンスを全部読めば、なんとかなる。はず。
キーリスト - AutoHotkey Wiki
キー指定をするための名前はここ。
めちゃくちゃよく使う。キーをクリックして、キーの名前を探せるのがすごく便利です。
ホットキー - AutoHotkey Wiki
ホットキーについてはここ。
リマップ - AutoHotkey Wiki
リマップについてはここ。
ホットキーの押し下げ・押し上げを設定をするとき、『リマップはホットキーに変換される』の項目が参考になりました。
AutoHotkeyJp
AutoHotkey公式サイト、 AutoHotkey_L公式サイト、 旧AutoHotkeyを流行らせるページなどの内容を引用・加筆して公開してくださっているサイト。
外付けテンキーの注意点メモ
※外付けテンキーに関する注意
引用元 キーリスト - AutoHotkey Wiki
- Tab や Backspace 等が付いている物もあるが、本来のテンキーには無いもので、通常キーボードのキーを出力している事が多い。
- 000 や 00 等が付いているものもあるが、本来のテンキーには無いもので、ハードウェア側で 0 キーを連打したことにしている事が多い。
- ドライバ不要で NumLock 非連動型のものは、NumLock状態はOS側に通知されず、数値キーが押される前後にNumLockを出力している場合がある。
現在、使用しているテンキー
いま現在、使用しているテンキーはこれです。
2017年から、かれこれ五年は使っており、耐久性は抜群です。さすがエレコムさん。
あんまり普通に使えるので、Mac用とWindows用で一個ずつ買い、二個使っています。
このテンキーの注意点
ちなみに、このテンキーの「00」は「0」を連打したことにしているようです。
他にも、通常キーボードのキーを出力しているキーがあり、Tab や Backspaceとかは、いじらないで使っています。
ソースコードメモはこちら
windowsのPCで『テンキーをクリスタの左手デバイス』にしたソースコードメモ
『クリスタの修飾キー』の設定方法メモはこちら
『AutoHotKey』での『クリスタの修飾キー』の設定方法メモ